前回、行動経済学の必要性とファスト&スローのスローの能力の必要性について書きました。
理由は分かりませんが、SNSなどを見ていると、トレードにはセンス(=ファスト)が必要だと思っている人が多いようです。
具体的には、短い時間軸のチャートを見て、売ったり買ったりを早く行う能力に長けている必要があると考えているようです。
でも、勝率が高い人たちの行動を見ていると全く逆です。長い足(4時間以上の足)などで相場分析をゆったり行って、勝率を高めているように見えます。
(私も相場分析に力を入れています。)
センスが高い人たちの困った行動の1つにポチポチ病があります。
「売買していないと気が済まない」という中毒症状または依存の病気のようです。
これは大抵センスがいいと思っている人たちの症状で、とても厄介です。
症状の持ち主は、三段論法的に「トレードにはセンス(ファスト)が必要」「オレはセンス(ファスト)がいい」「だから、ポチポチしていれば儲かる」と考えているようです。
かなりの資金が無くなるまで、この病気は治ならいようにみえます。
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